【奨学金】日本学生支援機構JASSOで第二種(利息が付くタイプ)奨学金を利用する。

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この記事では【日本学生支援機構JASSOで第二種(利息が付くタイプ)】の【奨学金】の利用に関して書いています。

大学等へ進学となった場合、誰でも付きまとうのは【お金】の問題ではないでしょうか?
私も大学へ進学すると決めたのですが【お金】に余裕があるわけではなかったので【奨学金】を利用することを考えました。

40代となった社会人大学生の私が利用できそうな奨学金

私が利用できそうなのは、

日本学生支援機構JASSOで第二種(利息が付くタイプ)

くらいしか見つけられませんでした。

他に利用できそうな【奨学金】等はないのだろうか?という方は以下の記事を参考にして下さい。

日本学生支援機構JASSOを利用したい。学校を通じて募集案内がある

4月になると進学した学校の方から

日本学生支援機構の奨学金を新規に希望する方

といった案内があると思います。そして4月の早い時期に「説明会」があるかと思いますのでそれに参加し「日本学生支援機構の資料一式」を受け取りましょう。資料は以下の3点が重要です。

  • 貸与奨学金案内
  • 「マイナンバー提出書」のセット
  • 確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書

奨学金の利用には、マイナンバーカードが必要。でも無い人は?

日本学生支援機構の奨学金を利用しようと考えたとき

マイナンバーカード

が必要とのことでした。

※以下の日本学生支援機構のページ参照
在学採用申込みにおけるマイナンバーの使用

マイナンバーカードですが

  • 本人
  • 生計維持者1
  • 生計維持者2

最大3名分必要だそうです。

マイナンバーカードが無い

という方は

  • 通知カード

あるいは

  • マイナンバー(個人番号)記載の住民票の写し

でも良いようです。

※以下の日本学生支援機構のページ参照
予約採用申込みにおけるマイナンバーの使用

生計維持者の収入状況の確認。証明書の提出が必要になるかも

生計維持者に関して

  • 生計維持者が海外に居住
  • 年金受給者

などといった場合には別途

  • 1年分の給料明細
  • 年金証書

などといった【証明書】の提出が必要になってくるようです。この【証明書】ですが

  • コピー可能
  • コピー不可能

と提出することになる【証明書】毎に違いがあるようです。

※詳しくは以下の画像の「貸与奨学金案内の資料」に記載がありましたのでそちらで確認してください。

貸与奨学金案内

奨学金を希望する皆さんへ 貸与奨学金案内 の資料

学校から受け取った「貸与奨学金案内の資料」を一通り読みましょう。
※50ページ以上あります。色ペンなど使って必要な個所に印などをして読みます。

※以下のページに

「大学・短期大学・専修学校専門課程に在学中の奨学金を希望する皆さんへ」

というPDFファイルがあります。

在学採用の申込み

確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書を学校に提出

奨学金を利用するにあたって日本学生支援機構の

スカラネット

というネット上の登録機能を使います。
この【スカラネットから【奨学金】の申込を行っていくのですが、事前に

確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書

在学校に提出する必要があります。

未成年の方は親権者等の記入も必要になります。【マイナンバー提出書】と合わせて1人暮らしを始めた学生にとっては早めに対応したい部分です。

確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書

スカラネット 識別番号とパスワードを学校から受け取る

スカラネット入力にあたって

  • 識別番号
  • パスワード

が必要になります。
この2つは学校から受け取る必要があります。

スカラネットによる申し込み。在学校から指定された申込期限までの間で行う

スカラネットを使って【奨学金】の利用の申込を行っていきますが、

在学校から指定された申込期限までの間で行う

という期限付きになっているので注意する必要があります。

スカラネット入力下書き用紙

貸与奨学金案内の資料を学校から受け取ったら、その中の資料に

スカラネット入力下書き用紙

という用紙があります。PCなどから、スカラネットに入力する前に必要事項は埋めておきましょう。
また、スカラネット入力下書き用紙には

受付番号

という欄があります。
これは、実際にスカラネットの画面から入力していくと表示されるようですので、画面に【受付番号】が表示されたら書き留めておきます。

スカラネット入力下書き用紙受付番号書き込み欄


奨学金の口座

【奨学金】振込先口座は以下が利用できるとのことでした。

金融機関日本国内の銀行(ゆうちょ銀行を含む)、信用金庫、労働金庫、信用組合(一部を除く)
口座本人名義の普通預金(通常貯金)口座
利用可能な振込先口座

以下は利用できないとのことです。

金融機関農協、信託銀行、外資系銀行、インターネット専業銀行(楽天銀行、ジャパンネット銀行等)、その他一部の銀行(新生銀行・あおぞら銀行・セブン銀行等)
口座本人以外の名義の口座、貯蓄預金口座、休眠口座
利用できない振込先口座

奨学金の入金日はいつなんだろうか?通常は毎月11日のようです

日本学生支援機構JASSOのページに記載がありました。

通常は毎月11日の様です

ただし、令和2年の4月分は4月21日で5月分は5月15日とのこと。
振込日カレンダー

保証人はどうしたらいいのだろうか?私は機関保証を選びます。

【奨学金】を利用するに当たって

  • 保証人

をどうするのか決める必要があります。
これには、以下の2つがあります。

  • 人的保証制度
  • 機関保証制度

人的保証制度

  • 連帯保証人:1名
  • 保証人:1名

合計2名の方が必要になります。

機関保証制度

  • 保証料の支払いのみ

こちらは、保証機関に保証を依頼するといった形となります。
毎月の【貸与額】から【保証料】が引かれるので、その分だけ【貸与額】が減るかたちになります。

「人的保証制度」「機関保証制度」どちらを選ぶにしても【貸与】ですのでそこを忘れないように選ぶ必要があります。

利率はどうする?私は利率見直し方式にします。あとから変更可能

【貸与奨学金】利率の上限は3%です。

この利率ですが、

  • 固定方式
  • 見直し方式

固定方式

返還完了まで適用される。もし市場金利が変動しても利率は変わらない

見直し方式

5年毎に見直される。もし市場金利が変動したら利率が変わる

利率はあとから変更できるようです。詳細は
利率の算定方法の選択
を確認してください。

スカラネット入力後マイナンバー提出書を1週間以内に簡易書留で提出

スカラネットに入力し終わったら

  • マイナンバー提出書

を書いて1週間以内に簡易書留で提出しなければなりません。専用の封筒がありますのでそれを使って提出します。

マイナンバー提出書
マイナンバー提出書用の封筒

この【マイナンバー提出書】は事前に書き込める部分は書いておく必要があります。

マイナンバーカードのコピー

上記でも書いていますが

  • 本人
  • 生計維持者1
  • 生計維持者2

最大3名分です。

本人の身分証明書のコピー

早めにコピーを取っておきましょう。

スカラネット画面に表示された受付番号

これはスカラネット入力後、画面に表示されますので忘れずに書きます。

マイナンバー提出書の受付番号書き込み欄

【「マイナンバー提出書」のセット】に必要事項が書かれていますのでよく読んで、期限内に忘れずに提出しましょう。

奨学金の申込み関するお問い合わせ先

以下となっていました。

奨学金 採用決定となったら

申込み後、奨学金の奨学生となられた方には以下の書類を学校から受け取ることになるそうです。

  • 奨学生証
  • 返還誓約書(兼個人信用情報の取扱いに関する同意書)
  • 奨学生のしおり
  • 保証依頼書(※機関保証制度選択者)
  • マイナンバーの提出書のセット(※緊急採用・応急採用で奨学生として採用された人)

奨学生となったら、これらを確認し必要な書類を忘れずに提出します。

奨学金受給対象者。NHK受信料が全額免除になる?

経済的理由で奨学金受給対象者となった方は【NHK受信料が全額免除】にすることができるそうです。

奨学金受給対象等の別住居の学生免除(奨学生等)

まとめ

私は【奨学金】利用するのが初めてでした。
今回、日本学生支援機構を利用するに当たって感じたのは、

You(よう)

利用手続きってこんなに大変だったんだ・・・

ということでした。用意する書類なども

  • マイナンバーカード

  • 収入の証明書 ※ものによっては、コピー不可能

といった書類の用意を求められたり、

  • スカラネットに入力期限がある

など どれか1つでも落ちがあれば

奨学金の利用ができない。

となってしまいます。もう少しスムーズにできないかと思いました。

今回の記事が少しでも日本学生支援機構の【奨学金】を利用しようと考えている人の役に立てば幸いです。

それでは、今回の記事は以上です。

ありがとうございました。

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