【Windows10 Home HDDクローン】(内蔵HDD)を作る

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デスクトップPCのCドライブの内蔵HDDの調子が悪いのか変な音がし始めました。万が一、Windowsが起動しなくなる可能性もあるので、事前にHDDのクローンを作りました。

今回の記事では、以下の3項目について書いています。

  1. 新しく購入した3.5インチ SATA内蔵HDDをデスクトップPCに取り付ける
  2. UEFI(BIOS)設定
  3. WindowsにHDDを認識させる

クローンするHDDスペック

クローンするHDDですが、

  • クローン元:500GBのHDD(SATA,TOSHIBA DT01ACA050)
  • クローン先:1TBのHDD(SATA,TOSHIBA DT01ACA100

です。クローン元は2016年に購入したのですでに4年使っていることになります。

HDD Clone
左がクローン元:500GB、右がクローン先:1TB

新しく購入した3.5インチ SATA内蔵用のHDDをデスクトップに取り付ける

1

最初に、新しいHDDをデスクトップPCに取り付けます。

今回「SATAの内蔵HDD」です。これを接続するために、

  • SATAケーブル
  • SATA用電源

の2点が必要になります。この2つですが、デスクトップPCに「DVDドライブ」が付いています。この「DVDドライブ」は「SATA」となっているので、一時的にこのDVDドライブに接続している「SATAケーブル」と「SATA電源」を新しいHDDに接続することにしました。

HDD Clone
DVDドライブのSATAを一時的に使う
2

クローンを作るだけですので、本を積み重ねてその上に新しいHDDを乗せて作業しました。

HDD Clone
新しいHDDを本の上に置く

UEFI(BIOS)設定

1

新しいHDDをパソコンに接続できたら、F2キーを押しながらパソコンの電源を入れます。
しばらくすると【UEFI】が起動します。

無事に新しいHDDが認識されていました。

昔はBIOSの設定、HDDのマスター、スレーブといろいろ面倒が多かったのですが、今は接続さえ間違えていなければ自動的に設定してくれるのでこの画面で何か設定することは無いですね。

問題がなければ、画面上の「EXIT」を選択し、「Save Changes and Exit」でUEFIを終了します。

これで、Windowsが立ち上がるはずです。

※下記画像は、私のマザーボードのUEFIの画面です。
既存のHDDが「SATA3_2」、新しいHDDが「SATA3_3」に認識されています。

HDD Clone
新しいHDDが「SATA3_3」に認識されている。

WindowsにHDDを認識させる

1

Windowsが立ち上がったら、エクスプローラなどから

PC

を選びます。この時点では、既存の内蔵HDDしかOSは認識していないので新しいHDDは見えない状態です。

HDD Clone
新しいHDDはまだOSに認識されていない
2

【コンピュータの管理】を起動させたいので、

「PC」右クリック→「管理(G)」

をクリックします。

HDD Clone
「管理」から「コンピュータの管理」を起動させる
3

【コンピュータの管理】が起動したら画面上の

ディスクの管理

をクリックします。

HDD Clone
ディスクの管理をクリック

ディスクの初期化

画面が表示されるかもしれません。

  • MBR(マスターブートレコード)
  • GPT(GUID パーティションテーブル)

Windows10であれば、

GPT

を選択します。

MBRを選択した場合、HDDが2TBまでしか使えません。GPTには実質制限がありません。

HDD Clone
GPTを選択
5

画面が切り替わり、まだ未割り当てですがディスク1に新しいHDD 1TBが見えています。

HDD Clone
まだ未割り当て

ディスク1 において、右クリック→新しいシンプルボリュームを選択します。

新しいシンプルボリューム
7

新しいシンプルボリューム のウィザード が立ち上がります。画面上の

次へ

をクリックします。

HDD Clone
次へ
8

ボリュームサイズの指定

もちろん1TB分使いますので、そのままの設定で

次へ

をクリックします。

HDD Clone
次へ
9

ドライブ文字またはパスの割り当て

特にいじりません。

次へ

をクリックします。

HDD Clone
次へ
10

パーティションのフォーマット

そのままの設定で

次へ

をクリックします。

HDD Clone
次へ
11

新しいシンプル ボリューム ウィザードの完了

完了

をクリックします。

HDD Clone
完了
12

ウィザードが終了し、画面が戻ります。

ディスク1は「フォーマット中」となるので待ちます。

HDD Clone
フォーマット中
13

フォーマットが完了すれば、ディスク1が正常となります。

HDD Clone
フォーマット完了・正常となる。
14

【コンピュータの管理】を終了し、エクスプローラを起動します。

今度は、しっかり新しいHDDが1TBで認識しています。

HDD Clone
エクスプローラで見ると、今度はちゃんと認識されている。

SATAのコネクタの写真掲載

普段、内蔵HDDを直に見たりSATAのコネクタを見たことがない方もいると思いますので参考用に画像を載せておきます。

内蔵HDD SATAコネクタ
HDD Clone SATA connector
内蔵HDD SATAコネクタ
マザーボード上のSATA電源コネクタ
HDD Clone SATA connector
マザーボード上のSATA電源コネクタ
マザーボード上のSATA通信コネクタ
HDD Clone SATA connector
マザーボード上のSATA通信コネクタ

まとめ

如何だったでしょうか。

新しいHDDを用意してHDDのクローンを作っておけば、万が一の時に役立ちます。

今回の記事はここまでです。

ありがとうございました。

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