
Zoomを使えば無料版でも十分使えるよ。同時に複数人とコミュニケーションがとれるし。
こんにちは、運営者のYou(よう)です。
2020年【Zoom(ズーム)】という言葉を良く聴くようになりました。中には突然この言葉を知ったという方もいるかもしれません。
実は私も今まで【Zoom】という言葉を知りませんでした。
ですが、もちろん
- ビデオ会議
という言葉は知っていました。【ビデオ会議】なら当然
- 遠方にいる人と、モニタ越しに会話ができる。
という事も分かっていました。

ビデオ会議はSkypeで できたよね?
ハイ、Skypeでもビデオ会議できます。
今回の記事は、私もZoomを使ったことがありませんでしたので、
無料版でZoomを使ってみた。
という内容になります。
それでは、さっそくいってみましょう。
最初にSkypeと比較。Zoomを使うメリットを3つ Zoomの通信量が軽い!
私は、ビデオ会議というと「Skype」をイメージしていましたが、「Zoom」を使うメリットを調べてみました。
私が感じたメリットは3つあります。
- 無料版でも40分間、100人の参加ができる。
- 通信量が少ない。
- 自分のパソコンに録画できる。
1、無料版でも40分間、100人の参加ができる
Zoom
無料版で40分間利用でき、同時に100人の参加が可能だそうです。
Skype
4時間のビデオ通話、同時に50人の参加が可能だそうです。
詳細は、Skypeのサイトをご確認下さい
※2019年に25人から50人に増えた。
2、通信量が少ない
Zoom
Zoomのサイトに帯域幅について記載がありました。
このページにオレンジ色で
ミーティングおよびウェビナーのパネリストに推奨される帯域幅:
とあります。ここに
グループビデオ通話の場合:
高品質ビデオの場合は600kbps/1.2Mbps(上り/下り)
と書かれています。
これを元に1分間(60秒)の下り時(1,.2Mbps)の通信量を計算してみると、
9MByte
となりました。計算式は以下の通りです。
1.2Mbps x 60秒 / 8bit(1Byte) = 1,200,000bit per sec x 60 / 8 = 9MByte
30分のビデオチャットを行えば
9MByte x 30分 = 270MByte
という結果になります。
Skype
Skypeのサイトに帯域幅について記載がありました。
Skype で必要となる帯域幅を教えてください。
このサイトから、
通話で必要となる帯域幅を教えてください。
とありますので、ここに
推奨ダウンロード/アップロード速度
グループビデオ通話(7人以上)
を見ると
8Mbps/512Kbps
と書いてありました。
これを元に1分間(60秒)のダウンロード時(8Mbps)の通信量を計算してみると、
60MByte
となりました。計算式は以下の通りです。
8Mbps x 60秒 / 8bit(1Byte) = 8,000,000bit per sec x 60 / 8 = 60MByte
30分のビデオチャットを行えば
60MByte x 30分 = 1.8GByte
という結果になります。以上より、30分のビデオ通話をした場合
- Zoomは270MByte
- Skypeは1.8GByte
の通信量となることが分かりました。
約6.6倍もZoomは軽いことになりますね。これは結構重要な要素ではないかと思います。たぶんSkype使ったことがある人は、通信が重くなると「音声だけ」に切り替えて使っていませんでしたか?
通信量が軽いならZoomを使いたいですね。
通信量は計算上での話です。通信環境によって変化します。
3、自分のパソコンに録画できる。
Zoom
Zoomでは、会議の内容を自分のパソコンにmp4形式で録画できます。あとから見返すことができますので嬉しいですね。
ただし、自分のパソコンに録画しますのでパソコンのスペックが低いと長時間の録画に耐えられなくなる可能性もあります。
Skype
Skypeでもmp4形式で録画できます。
ただし、録画データの保存先はクラウド上で、保存期間が30日間になっています。
必要なら30日以内にダウンロードして自分のパソコンに保存しておきましょう。
WindowsパソコンにZoomアプリケーションをインストール。手順説明
私もZoomアプリケーションをWindows10にインストールしましたので手順を説明します。
Zoomにアクセスします。

サイトの一番下に
ダウンロード
とあるのでクリックします。
ダウンロードセンター
ミーティング用Zoomクライアント
の
ダウンロード
をクリックします。

ダウンロードされると、GoogleChromeなら左下に
ZoomInstaller.exe
とあるので、それをダブルクリックで実行します。
このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?
と表示されたら
はい
をクリックします。

Zoomがインストールされるとこの画面になります。
画面上の
サイン イン
をクリックします。

サイン イン
この画面では、サイン インの方法を選びます。
私は、Googleアカウントを持っていますので、
Googleでサイン イン
を選びました。必要に応じて、サイン インを選んでください。

Choose an account
サイン インするGoogleアカウントを選びます。

Zoomを開きますか?
この画面が表示されたら、
Zoomを開く
をクリックします。

Zoom起動画面
Zoomアカウント登録が完了しZoomアプリが起動しました。

私がZoomで使ったカメラ、マイク、スピーカーはこちらです。
Zoomは、ビデオ会話を可能にするアプリケーションです。
ビデオ会話をパソコンで行うには以下の周辺機器が必要になります。
- カメラ(※無い場合は、音声だけで参加もできる。)
- マイク(※無い場合は、自分の直接の声を伝えられない。)
- スピーカーやヘッドフォンなどの音が聴ける機器
参考までに、私が使っているカメラ、マイク、スピーカーを紹介します。
1、カメラ
ロジクール ウェブカメラ C310 ブラック HD 720P
解像度が1280×720
で
30fps
です。マイクも内蔵されていますが、マイクは別で用意しています。
10年前くらいに発売された商品のようですが、特に問題なく使えているので使用しています。
2、マイク
TASCAM タスカム – USB オーディオインターフェース搭載 ステレオ リニアPCMレコーダー DR-07X
マイクはこの製品です。この製品はこれ単体で、例えば屋外の自然音などを録音するといった使い方もできる製品です。
3、スピーカーとBluetooth USBアダプタ
TaoTronics Bluetooth スピーカー 防水 NFC搭載 (デュアルドライバー マイク内蔵) 軽量 コンパクト ポータブル ワイヤレス (1年間安心保証) iPhone iPad Android その他対応 TT-SK09 白
※生産終了となったようです。
イヤフォンやヘッドセットは、耳などが痛くなるのでスピーカーがおススメです。
このスピーカーはBluetoothスピーカーですので、パソコンがBluetoothに対応している必要があります。
私のパソコンはBluetooth非対応でしたので、追加で以下の製品を買いました。
エレコム Bluetooth USBアダプタ 超小型 Ver4.0 EDR/LE対応(省電力) Class2 Windows10対応 LBT-UAN05C2
スマホをパソコンと接続しWebカメラにする。
Zoomの為に、カメラやマイクなどを揃えるのが大変でしたら、スマホをパソコンにつないでWebカメラとして利用する手もあります。
Zoomブラウザから参加。2020年4月以降アカウント登録必要
以前Zoomは、オンライン会議を開催する主催者(ホスト)が送ってくれた招待URLをクリックすれば、ブラウザ上からZoomに参加することができました。
しかし、2020年4月以降Zoomアカウントに登録していないとブラウザから参加ができなくなったようです。
このサイトに
WebブラウザでZoomを使えますか?
とあります。Zoomの仕様変更のことが書かれていました。
今後Zoomを使うことが増えそうでしたら、今のうちにスマホやパソコンにZoomアプリをインストールしてアカウント登録もしておく方が良さそうですね。
Windows10でマイク入力をスピーカー出力に出したい。サウンドの表示方法
Zoomでマイクを使うのでWindowsパソコンにマイクを繋いだ時に、自分の声などをスピーカー等に出して動作確認したいですよね?手順を説明します。
Windowsタスクバーの検索入力部分に
mmsys.cpl
と入力します。
最も一致する検索結果の
mmsys.cpl
をクリックします。これで「サウンド」の画面が表示されます。

サウンド
の画面が表示されたら
「録音」
タブをクリックし、使用するマイクをダブルクリックします。

マイクプロパティ
の画面が表示されたら
「聴く」
タブをクリックします。
聴くタブの画面上にある
このデバイスを聴く
をチェックします。
そして、すぐ下に
このデバイスを使用して再生する
の部分でマイクからの入力をどこに出力するか選びます。
最後に、画面右下の
「適用(A)」
をクリックします。
これで、マイクから声などを入力すると、このデバイスを使用して再生する で選んだ、例えばスピーカーなどからマイクからの音が出ます。

Windowsで画面上の動きとか録画保存(キャプチャー)したい。Zoomで録画しましょう

パソコンのアプリの操作手順を教えるために、画面の動きを保存したいな~
上の方のメリットでも書いたですが録画機能を使って、Zoomで画面上の動きを録画保存できます。
Zoomを起動し、起動時の画面の右上に歯車があるのでクリックします。

設定画面が開くので
レコーディングしています
をクリックします。
そして、画面上の
画面共有時のビデオを記録
のチェックをはずします。

このチェックがあると、以下の画像のように画面録画時に一緒に自分の姿が小さいWindow(サムネイル)で保存されてしまいます。

設定を閉じたら、Zoom起動時の画面から
新規ミーティング
をクリックします。

コンピュータでオーディオに参加
をクリックします。

Zoom画面下部の
画面を共有
をクリックします。

共有するウィンドウまたはアプリケーションの選択
から共有する項目を選べますので
画面
を選びます。
画面を選択したら、右下の
共有
をクリックします。

共有画面になります。画面上部にメニューが隠れていますからメニューから
詳細→レコーディング
を選び録画を開始します。

レコーディングを終える場合は、メニューから
詳細→レコーディングの停止
あるいは、
詳細→ミーティングの終了
を選びます。

画面の録画作業を終える場合は、手順9のように
ミーティングの終了
をクリックします。
そして、
ミーティングを終了するか退出しますか?
の画面が表示されますので
全員に対してミーティングを終了
をクリックします。

ミーティングレコーディングを変換
の画面が表示されます。

変換が終わると、録画データが保存されたフォルダが開きます。
動画は
zoom_0.mp4
というファイル名で保存されていました。
もし音声だけ必要ならば、同じフォルダに
audio_only.m4a
というファイル名で保存されていました。

Zoomで使ってみよう。マウスポインタkokomiteというフリーソフト
パソコンのマウスポインタに、
- 赤い輪っかだったり
- 黄色い円
が表示されているの見たことないですか?
フリーソフトの「kokomite」というソフトでこれが出来ます。
Zoomでホワイトボードを使う場合などに重宝しそうです。


バーチャル背景を使いたい。そしたらクロマキー処理をしよう
Zoomには「バーチャル背景」という機能があります。

自分の汚れた部屋を映したくない。
という方も多いでしょう。
そこで、Zoomには「バーチャル背景」という機能があります。
これをやるには、
クロマキー処理
をやりましょう。
これをしないと背景にしたい絵(画像)とカメラに映った自分がうまく重なり合わなくなります。

クロマキーはプリクラ機や、写真屋さんなど写真を撮るときにバックにある「緑色」一色のスクリーンです。
クロマキーは、専用のものを持っていなくても「布」で代用できます。
是非、クロマキーを用意し「バーチャル背景」を使って見てください。
ビデオ会話が盛り上がりますよ。

まとめ
いかがだったでしょうか?
無料版のZoomでも40分間使用できるので気軽に誰かと
- 雑談
- オンラインで勉強会
などが、簡単・お手軽にできます。
最近「リモートワーク」「在宅勤務」「テレワーク」と言った言葉が様々なメディアで取り上げられています。これらは今後当たり前になってくるように思います。もしまだZoomを試したことがない方は、自分のパソコンにインストールしてみて、一人でどんな感じになるのか試してみると面白いと思います。
それでは、今回の記事は以上となります。
ありがとうございました。
Zoomはセキュリティ面での問題があるようなので、機密情報をやり取りする場合は他の手段でオンライン会議を行った方が良さそうです。
ネットを使って何人かの離れた人と話をしたいけどいいツールある?